宮崎県の白鳥温泉を掲載しました!
絶景露天風呂&蒸し風呂&地獄&温泉蒸し料理ありのよくばり温泉♪
しかも、激安。
地元の人たちに愛されている温泉です。
白鳥神社のお話も掲載しました。
こちらは、歴史のある神秘的な神社なんです♪ 御祭神は大和武尊。
大和武尊は亡くなったあとに白い鳥になったという言い伝えから、全国的にも大和武尊にちなんだ場所は「白鳥」の名を冠しているところが多いんですが、
その中でも、ここは比較的大きい神社だといいます。「白鳥山」は鳥がはばたく格好にみえるようななだらかな形をしているからその名がついたという説もあります。
周辺には「狗留孫(クルソン)神社」「狗留孫(クルソン)仏」といった名称も残っていることから、えびの地区は大和武尊の熊襲平定に何らかの関わりがあって、熊襲の子孫が住みついたのではないか、とのことでした。
住職は「周辺には温泉しかありません」とおっしゃっていましたが、まさに、温泉と神社しかない場所でした!!
本殿は江戸末期にできたもので、彫り物は霧島の神社にも似ています。白木の柱に描かれた龍は鱗の1枚1枚、まつげ、爪の質感、歯の1本1本が丁寧に彫られていて、今にも動き出しそうな勢いがあるんです。彩色はべんがら色と緑色のみですが、華やかな雰囲気です。
龍は水神の化身。神社は大概、水のあるところに建てられていますが、
白鳥山はマグマ溜まりのある霧島火山群の一つ。豊富な水とマグマのために、温泉も湧いてくる素晴らしい立地にあるということなんですね♪
こちらはお話を聞かせてくださったえびの新聞社の社主、新原不可止さん。市役所退職後に地元の新聞社を立ち上げたお方です。
ここは標高730メートルですが、霧島おろし(霧島連山から吹き下ろす寒風)のため、冬は寒さが厳しいところ。
「ここが人が住める限界だったんだろう」(住職)というくらい寒いところだそうです。
そんな寒さだったら、温泉の恵みも格別ですね♪
白鳥温泉には、上湯と下湯、2つがあって、どちらも立ち寄り湯、宿泊が可能。
新聞掲載しなかった下湯の写真を載せておきます。
こちらは単純温泉ですが、少し青みがかった白濁湯でしっとりとした感触で、個性がありました。
脱衣所からそのまま入れるバリアフリー浴室(福祉脱衣所)も2つあります。