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フルーツ王国、山梨へGo♪

ゼロ旅とは、「日々の喧騒から逃れて、自分を取り戻す旅。自然と触れ合い、人と出会い、リセットする旅」のことを言います。

いざ、山梨へ

今回のゼロ旅は、【山梨のフルーツとワイン】

東京からもほど近く、いろいろな楽しみ方ができる場所なんです。

今が旬の桃! 年中フルーツが楽しめる

まずはフルーツ。今の時期の旬といえば「桃」。そう、あの「おしりの形」のかわいいフルーツ!
部屋いっぱいに広がる芳醇なかおりと、ジューシーな果肉は、私も子どもの頃から大好きです。
旬は6月下旬〜8月下旬。なんと、山梨は桃の生産量、日本一なんです。

日照時間や盆地ならではの日中と夜間の寒暖差、水はけのよい扇状地の地形といった気候・風土が桃の栽培に適しているそう。

 

 

ちなみに、いちごは1月上旬〜5月下旬、さくらんぼが5月下旬〜6月下旬、桃は6月下旬〜8月下旬、すももは6月中旬〜8月下旬、ころ柿は11月上旬〜12月中旬、ぶどうが7月下旬〜11月下旬(甲州市のパンフレットより)。

あちこちにフルーツを使ったパフェやスイーツメニューを提供するお店があるので、旅先でフルーツを楽しみたいですね。

 

ぶどう寺でワインを飲んでみよう

山梨県の果物のうち「ぶどう」も日本一の生産量。
ぶどうから作られる飲み物が、みなさんご存じのワインですよね。

日本で作られたぶどうを使って国内で作られたワインは「日本ワイン」と言って、
山梨県は日本ワインの生産量も日本一。大小あわせて90以上のワイナリーがあります。

山梨県甲府市は日本のワインが生まれた場所。
明治時代に、山ぶどうと甲州ぶどうから本格ワインが作られました。
甲府の地でワイン作りをしたのが山田宥教(ひろのり)と詫間憲久(のりひさ)の2人です。

日本ワインの代表的な品種は白ワイン用の「甲州」、赤ワイン用の「マスカット・ベーリーA」が有名ですが、甲州ぶどうは明治時代から作っていたぶどうの品種なんですね。

果皮が赤紫色の「甲州ぶどう」は日本固有種。
だけど、元を辿ると欧州が起源。シルクロードを通って日本に伝えられたとも。

勝沼にある「大善寺」は「ぶどう寺」ともいわれている真言宗のお寺で、ぶどうを持った薬師如来像が祀られています。奈良時代の僧・行基が夢の中に葡萄を手にした薬師如来が現れ、薬として「ぶどう」の効能を伝えたことから、その姿が像に刻まれたというわけです。

行基はぶどうの作り方を伝えたともいわれていて、このお寺では檀家さんたちが今もお寺の敷地でぶどうを栽培していて、そのぶどうを使ったワインを試飲することもできるんですよ。

拝観料は大人500円ですが、拝観と一緒にグラスワイン(またはぶどうジュース、お抹茶)の場合、拝観料+300円でいただけます。