新型コロナに負けないために、体の免疫アップを図ろう! でも具体的には何したらいいんでしょう〜?
「栄養」「睡眠」「体温アップ」などいろいろあると思いますが、
温泉入浴は免疫力アップにはかなり有効な方法のはず。なかでも「免疫アップ」にいいと言われている泉質がラジウム泉です。
こちらの浴槽は、鳥取県・三朝温泉・木屋旅館の楽泉の湯(貸切)
ラジウム泉の何がいいか?
よく言われているのは、“微量の放射線には体によいとされるホルミシス効果がある”ということ。
ラドン(放射性元素ラジウムが崩壊してできる気体)が体内に入ると、細胞を刺激して、老廃物や過剰な糖分を代謝が促進されるほか、
新陳代謝を促進し、免疫力や治癒力、抵抗力を高める手助けをしてくれます。
★免疫力、治癒力アップ
★抗酸化機能が高まる
★ナチュラルキラー細胞活性化によるガン予防
★呼吸器系疾患の改善
★アトピー性皮膚炎(皮膚バリア機能の改善)
★ストレス軽減
★リラックス効果
などなど嬉しい効果がた〜くさん。さらには美肌効果も❤︎
岡山大学病院の分院(三朝温泉)や新潟大学医学部の前身、新潟医専(村杉温泉)など、大正〜昭和にかけての研究結果も残っていて、エビデンスが明確にある泉質とも言われています。
飲用よりも肺からの吸入の方が効率がよく、開放的な露天風呂よりも、むしろ閉め切った内湯で入る方が効果的、というのもこの泉質ならではの特徴かしら。
ラジウム温泉をもつ代表的な温泉地は、
山梨県・増富温泉、
新潟県・村杉温泉、
秋田県・玉川温泉、
鳥取県・三朝温泉、
新潟県・栃尾又温泉、
兵庫県・有馬温泉の銀泉などがあります。
どこもいい温泉〜♪ 私も大好きな温泉ばかりです。
日本で初めてラドン、ラジウムの調査が行われたのは、明治42(1909)年のこと。国内600以上の温泉と鉱泉のラドン含有量が測定されたそうですよ。
大正時代には「ラジウム温泉ブーム」などもあったようですが、昭和の高度経済成長期には「湯治場ってダサい」「ラヂウム温泉? そんなの名乗りたくない」なんていう時期もあったそう。
古い湯治場から脱却したくて、多くの温泉地がピカピカのシャンデリアがある大型旅館を目指した時代があったんですね〜。
兎にも角にも、ラジウム温泉に入ると、
細胞がシャキッとなって元気になる!!!!!
エビデンスは分からずとも、そう感じている人も多いんじゃないかしら♪
【参考文献】
奇跡の「温泉力」(村杉温泉組合)