10月16日付のNIKKEIプラス1に長野県・切明温泉を紹介しました♪
撮影にご協力いただいたのは、長野県内からのお客様。
なかなかのくねくね道でしたが、爽快な気分になれる自然の中の野天風呂はわざわざ行く価値あり。
宿泊した雄川閣は、元村営。いまは渋温泉で小石屋旅館を運営されている「ヤドロク」さんが運営受託されています。
建物は天井の小屋組が風情あってよい感じでしたよ。
そして、料理もおいしい!! 料理人さんは東京からのUターン組。手の込んだ会席料理です。
新聞紙面で紹介した「鰤大根」。
下ごしらえにずいぶんと時間をかけているお料理だから、おいしい!!
帰り道に立ち寄った「蛇淵の滝」。落差15㍍、大蛇の伝説の残るこの滝は紅葉スポットでもあります。この時は黄金に色づいた田んぼの中を歩きましたが、おそらく10月中旬〜下旬は絵ハガキにしたいくらい、一面錦繍になるんでしょうね。
そして、一枚板のテーブルを買うときには山源木工さんに行きたい!!
中間マージンがないから、いいものを適正価格で手に入れられますよ。
職人でもある3代目石澤哲さんによると、輪切りのテーブルも、木製のテーブルも、回る木製チェアも、実はココが発祥らしい。(シチズンの時計をつくる業者さんのさらに下請けをしていたらしい)3代目いわく「3本足の椅子はギョーカイではいまだに真似できない」のだとか。
輪切りのテーブルは割れるから、それまでは「輪切りのテーブルをつくろう」って発想が生まれなかったんだけど、
「トチの木は割れにくい」ということで昭和45年頃に日本で初めて開発、一時は外国産などでブームが訪れたらしい。
ここが輪切りテーブル発祥かどうかはウラをとれないんだけど、
地方の旅館に行くと輪切りテーブルってよく見かけるから、この頃に導入した宿は多かったのかもしれないですね。
雪深い山奥なのに、縄文の頃から人が住んでいたらしく(その頃は雪は降っていないけどね)、民俗学的にもおもしろいエリアらしい。
次回は、このあたりの縄文遺跡も回ってみたいな。