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報道による暴力?

ところどころ、土砂崩れのブルーシートがあったり、一部下流にある宿や施設の被害があったものの、温泉街が浸水したわけではなく。

「こんちはー!ダスキンです。無料で玄関マット、提供しにきました!」

「ダスキンさんも、肘折温泉街全体が全部浸水したと思ってた?」

「ええ、そうですよー。ニュース見て大変と思って」

なんて会話も聞かれるほど、みんな、心配してやってきていたけど、場所によって被害が少ないところも多く。

正直、私もリスケしなくちゃいけないのでは?(通常営業しているなら、キャンセルしちゃ申し訳ないと思って頑張って来たけれど)
帰ってこられなかったらどうしよう?行くまでの道路は安全なのか?頭の中、ぐーるぐる。

でも、肘折温泉、道路も危険なところはなく、拍子抜けするほどふつうに到着してしまった。そして、温泉街も大丈夫。
本日午前中は雨が降っていたものの、昼過ぎには雨も上がりました。

ニュースが流れた後、「家族から止められた」と、キャンセルが相次いだ宿も多かったそうです。

浸水した!とニュースに出ていたお蕎麦屋さんはニュースの翌日には営業開始していたそうだし、普通に歩けるし、道路が泥に埋まってることもない。

なんだかなぁ〜。
ある意味、ニュースが暴力になってませんか? コロナで疲弊した温泉街に、キャンセルの嵐はきついはず。

切り取り報道じゃなくて、俯瞰した報道、後追いの報道してほしいもんだ。