もしかしたら、すごく疲れていることに気づくかもしれない。それが湯治の効果。ひたすら脱力すると、心も空っぽになって、静かに自分の心と向き合っているうちに、心も体もお掃除されて、不思議と軽〜くなっていく。
熊本地震のあとは、ずいぶん変わっちゃったね、
といわれることが多いそうだが、私の記憶の中の地獄温泉とは同じだった。
本館の佇まい、すずめの湯、仇討ちの湯、すずめの湯に向かう小道。ぷくぷくと上がる湯玉。
めちゃくちゃいいお湯。
自分に戻る、一度リセットできる「ゼロたび温泉」認定です♪
ここのお土産、ご当地のおいしそうなのがたくさんあって迷うんだけど、ぜひとも買って帰りたいのが、「すずめの湯石鹸」。
温泉水を練り込んだ石鹸は各地にまあまああるんだけど、
美肌効果抜群のあの泥!!絶対いいに決まってるでしょう。
作っているのは南阿蘇のLadybugという会社。この石鹸は、travel soaper旅する石鹸屋と名付けられ、熊本をはじめ日本全国知らない土地を歩き、そこで出会った素材を地元の人の想いとともに南阿蘇に持ち帰り、心に抱いたイメージを石鹸の中に表現しているそうな。
天然成分で非加熱、2カ月熟成。天然の成分グリセリンがたっぷりで保湿効果が高いけれど、上質なオイル成分で泡は消えやすいので泡立てネットをつかってねと注記あり。
地獄の石鹸が一番高かったけれど、
そのほかは阿蘇の地酒れいざん、
朝牧場のミルクと馬油、
オリーブオイルと緑茶、
蜂蜜とカレンデュラ、
椿油、
馬油と米油とラベンダーなど。
素材はほとんど阿蘇かな?今後、旅していろいろな土地の石鹸を作ろうという目論みなのだろうか。
石鹸ひとつでもステキなもの、本物を使いたいですね。