県をまたいでの旅行解禁日である6月19日、香川県・こんぴら温泉郷にやってきました。
金刀比羅宮が6月1日から再開したばかりということで、休業中の旅館も多く、土産物屋もシャッターを閉めている店が多くて、5月、6月の冷えた観光地の雰囲気を感じるには十分すぎる金曜日の午後。
びっくりするニュースを聞きました。
琴平町が本日10時から発売した「こんぴら温泉郷ふるさと旅行券」が、な、なんと開始1分で売り切れたそうです!!!!
対象は県民だけでなく、県民を含む全国。
1月31日までの期間が設けられていたにも関わらず、1分!!!!
1万円券を5000円で購入できる(町が5000円補助)で、1人4枚まで購入可能。1500枚があっという間に売り切れたそう。
JTBがハンドリングしているそうですが、購入は旅行会社の窓口ではなくてローソンやファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップといったコンビニの端末から予約する形。1分で売り切れたというなら、午前10時に自分より前に別の人が端末を使っていたら、その時点で購入できなかったということ。狭き門!!!ですね。
香川県の県民キャンペーンは半額(1万円上限)で7月31日まで。さらに、Go toキャンペーンが続く。。。全国の観光地でこのような旅行券争奪戦が知らぬ間に繰り広げられているワケですね。
そして、本当の闘いは、さまざまな割引合戦が終わった後。祭りの後。魅力ある観光地だけしか、振り向いてもらえないわけだから、そのための準備をしているところとしていないところの差が出てくるのだと思います。